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7.122020
オランダのコロナ事情と教育
ご無沙汰してます。
昨今のコロナ事情で、動画制作案件の受注件数が急増しております。
漫画動画の制作が主でありましたが、最近は広告動画も需要が高まっているようです。
リモートワークが叫ばれる中、世界中で自粛生活が強要されていることもあり、
動画の需要はさらに高まっているようです。
本当にありがたいことで、たくさんの案件をいただき、感謝しております
(お問い合わせは tontonjapanengenls@gmail.comまで)
生活の面で言うと、
ここオランダでは、日本とは違った、そして各国とは異なる政策が行われており、大変興味深いです。
こうした世界的な危機の中、海外にいるというのは心細くもあり、
また貴重な体験をしていると、つくづく感じます。
基本的なルールは下記です。
・1.5mの間隔を空けること
・公共交通機関の利用時には、マスク着用義務
そして、元々の移住目的であった教育に関しても、興味深いことがありました。
学校が閉鎖されることは事前に告知されており、またそれに応じる策は学校に任されていました。
(基本的に、オランダでは学校に任されている部分は大きくあり、学校独自のやり方があります)
驚いたのは、そしていざ閉鎖となった時、
すぐにオンラインレッスンや、独自のオンラインシステムで宿題やメッセージのやりとりが始まり、
学校が全力でサポートしてくれたことです。
我が家では、息子たち二人、違う小学校に通っているため、
それぞれの学校でやり方が異なるので、慣れるまで多少慌ただしかったのですが、
教育業界に身を置くものとして、大変関心しました。
日本では閉鎖されただけで、それに対して何の策も講じられなかった。
講じられない理由は、オンライン化しても「単位として認めることができない」というルールがあるからです。
だから、早期開校を促す地区もあり、また夏休みをなくして「単位」を消化しなければならないのです。
ここ、オランダでは早急にオンライン化し、また閉鎖より3ヶ月経った6月には、
「限定的開校」として、「学校にいる人数を半分にする」ことを条件で開校され
(つまり、大きく二つのグループに分け、隔日で通いました)
7月からは完全開校となりました。
学校の先生たちのサポートの手厚さには驚かされ、また、親御さんたちの協力も素晴らしいものでした。
良くも悪くも、「日本にはない」ことだと痛感しました。
貴重な体験を今まさに感じているこの生活は、大変刺激的で、面白い日々です。
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